浦島太郎ではないけれど?!

2020年、世界中の人が生き方の変化を求められた年。

私は戦後70年は草木も生えないだろうと言われた都市(草木も生えて地方都市として発展してきた広島)で、28年経営者として仕事を続けている。

しかし、70余年間、激動に耐えてきていたとはいえ、今年ほど、生命の危機という命題に対し、ありとあらゆる制限や行動制約を余儀なくされ、それに替わる新しいやり方への変化を求められた時はなかったように思う。

なぜか、浦島太郎の逸話を思い出した。

逸話の本当の意味は不明だが、竜宮城で過ごした楽しいしかし短かった時間が、現実の世界では、途轍もなく長い時間経過とともに昔住んでいた家や人もなくなってしまっているという現実。

そして絶望した太郎が決して開けてはいけないと言われた玉手箱を開けてしまうという現実。

2020年の最後まで『厳しい現実』を突きつけられる世界でも、希望という光が降り注ぐ事を2021年に期待する。

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