紹介の難しさ

当社の教育事業とは別に、長く人材派遣業に携わっていた関係上、人の紹介(採用人材の紹介)を頼まれることが多い。
『こんな仕事の適任者はいないか?』との問い合わせだが、さりげなく語られる条件に①年齢が若い方②業界経験がある方などという、≪採用におけるボトルネック≫が潜んでいることが多い。
つてを頼りにできる範囲で探すのだが、①②をそろえている人は多くの場合、現役だ。私が女性ということもあり、女性の中には子育て等で現役を退くタイミングもあるので、問い合わせを受けることになるのあろうと推測する。
ただ、例えば子育てで現役を退く人の中には、その業界の厳しさから、同業には再就職したがらない人の比率が多いのではないか?
教育事業を生業とする中で、女性活躍推進もお手伝いもする。研修では経営幹部の方々に『部下にとっての最大の労働環境は上司・職場の人間関係』と伝えている。
最近は親世代の高齢化を含め、現役世代が、突然働けなくなることもあるし、スロー社会到来により、採用と真剣に向き合う必要性はますます強くなるだろう。

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