12月22日(木)に株式会社L.S.I.様の接遇力マナーアップ研修、3クール目最終回を行いました。
1か月の業務の発表を、チェックシートを基に発表していただきました。
「否定形でお願いしない」という当たり前のようで意外とできていないことをお伝えしました。
「そちらのドアから出ないでください」 ではなく、
「恐れ入りますが、こちらのドアをお使いいただけますか」 と言い換える。
「ここは出入り口なので、そこにある待合の椅子に座ってもらえませんか」 ではなく、
「恐れ入りますが、そちらの椅子におかけいただけますか」 と言い換える。
それぞれ、伝えたいことは同じですが、言い方ひとつで印象が変わるので、
言葉に気を付けて発言をすることの大切さをお伝えしています。
研修の中で、とても印象深かったお話しを一つ。
「結婚生活は6割良ければOK。4割がだめだとしても、それは平均値。10割良いなんて無理。
ケンカをしたときはその場で言い返すのではなく、一晩考えてみて、
翌朝も同じ怒りの気持ちでいるならばその時にいう。
ケンカ中はお互い感情が高ぶっているので、一度冷静になることが必要」
とのことでした。
思い当たるフシがたくさんあり、研修中は思わず何度も頷いてしまいました。
結婚生活だけではなく、友達同士や対会社にも当てはまるのではないでしょうか?
何事も完璧はない。
いいところもあれば悪いところもあることが当たり前で、
その事実を受け入れなくてはならない、ということですね。
その他、たくさんの興味深い話がありましたが、
ぜひ、中尾講師のセミナーにて聞いていただければと存じます。
おしぼりの由来の話や、なぜ悪いことばかり覚えているのか、
仏教のお話など、すぐにでも他の方にお伝えしたくなる話ばかりでした。
最後に、会話中の姿をビデオに撮影し、
ご自身の姿を改めて確認していただきました。
改めて、課題が気付けたのではと思います。
研修を重ねていくにあたり、色々な方から笑顔や立ち居振る舞いについて褒められることが増えたと伺いました。
私どもも、研修の成果がでているようで大変嬉しく思います。
我々は、皆さまの変化のための後押しをしただけで、実際に変わられたのは皆さまですし、
その変わろうとする意識と行動が一致したのも皆さまです。
その手助けに関われたことに、大変感謝しております。
今後も、皆さまのご活躍を期待しております。